世界のお葬式

日本のお葬式でも様々なスタイルがありますが、世界のお葬式もその土地ならではです。アメリカは日本と違い、訃報は遺族が死亡広告を掲載します。連絡を受け取った場合は、追悼のメッセージカードを送ります。日本の通夜にあたるのがビューイングと呼ばれるもので、故人とのお別れや遺族と話をしたりします。お葬式にあたるのが教会などで行われるミサです。神父の話を聞いたり聖歌を歌います。墓地に棺を運び、神父の話を聞き黙祷した後に埋葬をします。埋葬の後には教会に再び戻り、ケータリングや食べ物を持ち寄り故人を偲びながら食事をします。

日本と正反対の雰囲気をかもしだしているのがガーナの一部の地域のお葬式です。死を新たなる旅立ちとしている風習からとにかく盛大に行います。準備には数か月かけ費用もかなりの額を投じます。お葬式当日は歌ったり踊ったり食べたり飲んだりと賑やかな時間を過ごします。棺はオーダーメイドで故人の人生になぞらえた個性的なものが目をひきます。パイナップルや魚、また携帯電話など形もですが色もカラフルです。

モンゴルでは風葬というものが行われています。ラマ僧がお経をあげたのち、遺体は3日安置されお経が書かれた布でくるまれます。ラクダか馬にゆるく固定され途中で落ちた場所が故人にとって最後の場所となるのです。場所が定まると正しい形で遺体は放置され野生動物や鳥によって自然に還ります。川に遺灰を流すインドや豚を生贄に捧げるバヌアツ共和国など、このように世界には日本の常識には当てはまらない個性的なお葬式も数多く存在します。